高周波式脱毛器

高周波式脱毛器のメリットとデメリット

skincare

毛根に熱を加えて処理するタイプの脱毛方式は、毛の再生組織にダメージを与えるため、比較的高い脱毛効果が期待できます。たとえば、脱毛サロンの光脱毛や医療機関で採用されているレーザー脱毛、ニードル脱毛などがこのタイプになります。そして、最近はあまり人気がないようですが、高周波式の脱毛器も、実は毛根に熱を加えて脱毛させる方式になります。

 

高周波とは、周波数の高い電波や音波のことで、非常に速い振動を持っているのが特徴です。また、物質に伝わったときに内部に熱を発生させるという性質があるのですが、この性質を利用したものがたとえば電子レンジであり、そして高周波脱毛器です。
高周波脱毛器は金属のピンセットのような形状をしています。この、ピッカーと呼ばれる器具でムダ毛をつまみ、スイッチを入れると高周波が毛に流れ、毛根に熱が発生します。15〜30秒ほどそのままで待っていると、毛根が熱でダメージを受け、やがて毛が自然にするりと抜け落ちてきます。

 

使用時のポイントは、毛が長すぎると毛根までうまく熱が伝わらないため、3〜5mm程度にカットすること、それからムダ毛を少し引っ張るようにして、ぴんと張っておくことです。たるんでいると高周波は伝わりません。これは、昔小学校の理科の授業でやった、糸電話の実験を思い出すとわかりやすいですね。

 

高周波脱毛器のメリットは、肌や毛の条件を選ばないことです。光脱毛の場合は、肌が日焼けしている部分や、顔の上部には使用できないなど、使用条件を選びます。ちなみに顔上部に使用できないのは、ライトが眼に入ると視力障害などのリスクが生じるためです。
しかし高周波式の場合は、基本的に部位やコンディションにかかわらず使用できるという強みがあります。ムダ毛1本ずつ、ピンポイントで処理できるという点では、高周波式は性質としてはニードル脱毛に近いといえます。ただ、1本ずつ処理するため、どうしても時間がかかってしまうのが大きなデメリットです。
また、安全面を考慮して出力を抑えていることもあり、それほど高い熱を加えることはできません。眼の周りの処理や、本数を間引きたいなど、かなり限定的な使い方をするのでもなければ、存在意義を主張するのが難しい方式であるようです。